はじめに

    睡眠薬・抗不安薬の減薬はかならず年単位で!       → English Page


    飲み続けていませんか…? ソラナックス、デバス、レンドルミン、サイレース、フルニトラゼパム、アルプラゾラム、ロラゼパム、メイラックス、レキソタン、ユーロジン、ランドセン、リボトリール、エバミール、ロフラゼプ酸、etc...

    このサイトは、なにも知らずに飲み続けている7百万人のベンゾジアゼピン系おクスリ服用者の方のために、わたしの実体験にもとづいて作りました。






    世界中で処方されているほとんどの睡眠薬・抗不安薬・筋弛緩薬が、ベンゾジアゼピンというおクスリです。

    ベンゾジアゼピン系薬剤は、英国、オセアニア、デンマークなどで処方が規制され、麻薬扱いです。
    ベンゾジアゼピン薬剤が重篤な依存性を持つことは、それらの国々では常識で、処方期間は2~4週間を超えてはならない、と法規制されています。 無期限に処方されている先進国は、日本だけです。
    訂正: 海外の情報に調査を入れた結果、安易な処方は日本だけでなくほぼ世界中の先進国(ヨーロッパ、北米)で蔓延しております。


    睡眠薬としての処方は日本が世界最悪(2015年INCBデータS-DDD値より)

    S-DDD値 2015年INCBデータ

    (S-DDD値: 人口1000人中何錠消費されているか、1日あたりの単位。 日本は1日に57錠/千人あたり 睡眠薬が使用されている。anxiolytics: 抗不安薬、sedative-hypnotics: 睡眠薬)


    抗不安薬については、国産ベンゾ「デパス」を2mg=1錠換算での計算で13位、両方あわせて4位というところです。








    【なぜ最大薬害なのか】

    ー被害者数比較ー
    薬害エイズ:1800人
    薬害肝炎:推定10,000人以上
    子宮頸がんワクチン:1,739人以上

    ベンゾジアゼピン:推定3,650,000人(長期服用者730万人のうち半数が依存形成と計算)







    頓服として、または数日間の一時的な使用であれば、即効性もあり非常に良いおクスリです。手術前や救急などに使用されることもあります。

    しかし、長期連用すると、少量であっても常用量依存といって、やめるのが非常に難しくなります(精神依存ではなく身体依存です。英語ではdependencyといいヤク中やアルコール依存のaddictionやabuseとは違います)。




    急な断薬、もしくは短期間の減薬ですと、「生き地獄」「拷問」といってもいい離脱症状に何年も苦しむことになります。どのくらい生き地獄かというとこのくらいです。



    ベンゾからの離脱は覚せい剤、ヘロインよりも難しく、麻薬というより魔薬です。

    ただ、すべての長期連用者がなるのではなく、“約半数”が依存形成されます。

    なぜ半数の人たちは簡単にやめられるのか、薬理的な原因は解明されていません。 しかし統計学的には証明されています。 (長期=1か月以上)




    日本ではそうした処方規制がないどころか、処方量内であれば一生飲んでも大丈夫なクスリ、という誤った認識のドクターも多く、これまで長い間安全とされ、容易に処方されてきました。
    この認識は規制がある英国、デンマークをのぞく世界中でも同様です。ベンゾリテラシーの高いドクター・医療機関ごとに個別に処方を自制しているケースはあります。




    ちなみに、ベンゾジアゼピン薬の処方の65は「精神科以外」で処方されています。

    例:
    • PMSで婦人科
    • 目眩で耳鼻科
    • 肩こりで整形外科
    • アトピーで皮膚科
    • 頻尿で泌尿器科
    • 胃痛で神経内科
    • 顎関節症で歯科


    器質的な異常が見つからないと、どの医師も「安定剤(抗不安薬)を出しておこう」というわけですね。
    とりあえずビール(ベンゾ)、くらい気軽に処方します。

    こうして、

    クスリ好きの日本人は、いま約730万人がベンゾを長期服用しています。(2018年10月厚労省NDBオープンデータより積算)つまり、12〜3人にひとりが服用しています。



    これを読んでいるあなたもベンゾジアゼピン長期連用者かもしれません。もし、自分に常備薬があったら、ぜひベンゾジアゼピン系薬剤一覧ページをクリックして閲覧を! ベンゾの種類はジェネリックも含めると40種におよびます。

    自分は飲んでなかった? それはよかった! それでも家族は?親戚は? 会社の同僚、部下、上司は?
    ベンゾ睡眠薬の中には米国などで麻薬と同等扱い、もちこむと逮捕・収監されてしまうものもあります。(フルニトラゼパム、サイレース)。

    あなたが経営者や人事なら、出張・赴任を命じる前に要チェックです!








    日本でもついに厚労省が、2017年3月21日、ベンゾジアゼピンの常用量依存について認め、全国の医療機関、調剤薬局に注意喚起を行いました。

    また、2018年4月からはベンゾ系薬剤の3剤規制が始まりました。




    「ベンゾジアゼピン系薬剤は依存性がある」

    イギリスに遅れること数十年、ようやく日本でもこの認識が浸透しつつあります。

    ですが、離脱症状の厳しさ、減薬方法については、まだほとんど共有されていません。

    そして、日本で異常にベンゾが蔓延していることは、メディアではなぜかまったく取り上げられません。

    状況は米国でもまったく同様です。



    主治医のいうとおりのペースでやめていくと、例えば元々の症状であった不眠・不安以外にもおかしな症状がたくさんでてくるので、ベンゾ減薬による離脱症状と自分でわかります。

    出なかったらおめでとうございます! あなたは「もう半数」の依存形成されなかったラッキーな方です!  そのまま主治医の言うとおりのペースで減薬していってかまいません。

    離脱症状がでたらすぐにもとの容量に戻し、必要なら増薬し、症状を安定させ、それから水溶液タイトレーションによる年単位の減薬を行ってください!!

    主治医のいうとおりのペース例 = 「半分に割って数週,さらに4分の1で数週、そして0に。」






    • 数カ月の減薬で離脱症状がでなかった、
    • 半年の減薬と断薬後数週間の離脱症状でなんとか元気になった、
    • 一気断薬後、不眠と筋硬直が1ヶ月つづいたが寝れるようになり回復した、
    • 一気断薬後、2〜3カ月離脱症状で寝たきりになったが、その後職場復帰した。


    そういう人たちもいるにはいますが、それはそもそも

    ベンゾ依存形成されてなってなかった。
    薬剤につよい体質であった。
    比較的力価の弱い非ベンゾ系だった(マイスリー、アモバン、ゾルピデム、ゾピクロン、ルネスタ。いわゆるZドラッグ)。 

    など、例外なケースといえます。




    自分は大丈夫だろう、と真似しないように!!! ベンゾの場合は数ヶ月での断薬は一気断薬と同じ、と思ってください。

    短期で減薬してしまいますと、断薬してからどんどん症状が激しくなっていき、半年~1年後に耐えられなくなって再服用してもまったく効果がありません。

    例外なケースに合わせて減薬してしまうと、死んだほうがマシな恐ろしい症状に見舞われる可能性があり、さらに後遺症が残ってしまうこともあります。 (もう一度言いますが、ベンゾの離脱症状は麻薬の禁断症状よりはるかに厳しいです)



    後戻りはできません




    逆に、慎重に年単位で減薬していけば、毎日の減薬作業がちょっとめんどくさいだけで、極小の症状で済み、働きながらでも少なくしていけるかもしれません。



    アシュトンマニュアルの熟読は必須です。

    20世紀に作成されたので情報としては古いですが必須教科書だと思ってください。


    アシュトンマニュアル日本語版はネットでダウンロードできます。 → こちら





    //// 具体的な減薬方法 ////

    水溶液タイトレーションの方法を参考にしてください。 ※ アシュトンマニュアルをすでに読んだ方はわかると思いますが、アシュトンマニュアルでも減薬ペースが速すぎるのです。また、アシュトンにも細かい間違いはいくつかあります。 このサイトやツイッター(開設予定)で粒度の小さな情報は発信していくので勉強してください。あなたの主治医はあなたです。








     

    ベンゾジアゼピンの減薬は年単位で!!!!!

    参考になる本を紹介しておきます。

    長年精神医療の問題を取材しているかこさんの新刊です。 ベンゾジアゼピンとその減薬、離脱症状についておおまかな事がよくまとまって書いてあります。

    ただ、やはり無難な内容となっています。

    日本にもわずかにベンゾ離脱にとても詳しい臨床医がいること、ベンゾ離脱症状の盾・軽減になりうる抗うつ剤やメジャー系薬剤の存在、依存専門病院に入院することを断固否定してしない(重要)、などツッコミどころはあります。本書だけの知識で減薬を開始してはぜったいにダメです。
    初読の1冊として良いでしょう。

    ベンゾジアゼピンの減薬は年単位で!!!!!


    プロフィール

    benzoinfo

    Author:benzoinfo
    【今世紀最大の薬害】推定依存形成者365万人(日本)、1000万人(米国)
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    患者へ向けて

    患者(被害者)のみなさまへ: ベンゾ減薬法や離脱に関連する参考記事です。

    ドクターへ向けて

    ドクターのみなさまへ: ベンゾ離脱のガイドライン、臨床研究、論文に関する記事です。

    メディアに向けて

    メディアのみなさまへ: 処方内ベンゾの被害者事例です。 米国ではほぼ単剤処方ですがそれでもこれほど悲惨なものです。片や日本では数年以上の多剤長期処方が過半を占めます。

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