ベンゾジアゼピンのリスク ― 普通に処方されているが誰も気づいていないその危険性

    ベンゾジアゼピンのリスク ― 普通に処方されているが誰も気づいていないその危険性
    THE OVERLOOKED RISKS OF BENZODIAZEPINES


    キャサリン・ピットマン博士によるプレゼンテーション:2018年10月30日インディアナ州検事総長の薬物乱用シンポジウムでの講演
    Presented by by Catherine Pittman, Ph.D. at the Indiana Attorney General’s Drug Abuse Symposium on October 30, 2018.







    …この抑制プロセスをブーストする、それが意味するところはその効果は人間のあらゆるニューロンを鎮静化するものです。なぜなら、中枢神経系システムのおいてトランスミッターとして作用し、とくに脳内において主な受容体に対し働きます。ベンゾジアゼピンは広い範囲にわたって影響を及ぼします。たとえば不安障害、ストレスに晒された人々を助ける役目を果たします。そう、しかしながら筋緊張や記憶領域まで含め広範囲な影響がある。
    よろしい。私たちがストレスをなんとかしようとするときに、脳のある部分をグリーンに(安全に)しようとするでしょう。そう、たとえば・・・の反応、・・・の反応などなど(注:聞き取り不可能)。わたしたちがすることは抑制効果を上げること、それはGABAの増加も含みます。しかし、脳はベンゾが影響をおよぼすほんの一部だということ。影響はより広範囲です。
    さてこのペーパーは人類にとってとても重要です。治療がある問題に直面する、それが・・・であれ・・・・であれ、処方薬が現在の規則を超えて影響をおよぼす、という意味において。


    それでは次にベンゾジアゼピンの経済活動について。わが合衆国は世界におけるベンゾジアゼピンの主要なマーケットでした。不安に対するもっとも頻繁に処方される薬、『ベンゾジアゼピン』。
    一般的な不安からパニック障害にいたるまで、医者はベンゾジアゼピンを処方する。そう、不眠に対しても。その処方は増え続けとくにザナックス(アルプラゾラム)。そういった処方はまるでアクセサリーのように扱われ簡単に処方され続けた、なぜなら効果がクイックに現れてくれるからです。不安に対処するためにますます増薬し、ますます医者の処方箋を必要とし、そしてしばしばベンゾジアゼピンと他剤が併用処方されます。はたまた人生のいろいろな困難、たとえば緊張する場面でのリラックスに、なにかしらの病名をつけられて興奮を抑えるために、も処方されます。たしかにそういった効果はベンゾジアゼピンのメリットです。吸収が早く、もっともクイックに効果が感じられる薬です。30分かそこらで。
    患者は結果として得られる薬に非常に満足します。不安、感情的ストレスからの迅速で効果的な救済があるからです。ヒトの魂を占拠する非常に魅力的な薬です。ベンゾジアゼピンによる障害を受けたという事実は証明されています。わたしは人々が最初の数週間はとても恩恵を受けた、しかしそれはとても危険な副作用を患者にもたらします。そのうち患者は薬がすぐには効かなくなった、と報告してきます。そうして別のベンゾジアゼピンを与えられます。そして即効性を感じます。そうした処方を患者も求めるわけです。すぐに効く、そんな薬を。それは睡眠薬としても同じです。そうしたエビデンスがあります。・・・・・(訳注:聞き取れず)しかし睡眠は人々からストレスを取り除くのに重要です。さらにベンゾジアゼピン処方は安価な処方です。薬剤は高くない。道はどこに続く?その有害な影響の中にあります。その副作用は脳だけではありあせん。体全体におよびます。過酸化データを作成するよう仕向けます。運動失調症のようにバランス感覚が崩れ、発言がはっきりしなくなり、記憶障害も引き起こす。
    わたしたち医療サイドができることは、ベンゾジアゼピンを処方する前に、ただ処方するのでなく・・・(訳注:聞き取れず。)
    4週間、4週間の連続使用を考えた場合、脳と体は身体的依存が生じそのように変化してしまいます。そうして耐性がつき増薬が必要になります。離脱症状が発生しはじめベンゾジアゼピンを使用し続ける、という羽目になります。私達にとって、人生の重要な側面から見た場合、離脱症状が発生し続けてしまうからずっと服用しつづけなければならない、なんてことは、これはほとんどコメディです。そして副作用が問題となるのは特に高齢者の場合です。認知、運転、などなど。

    さて離脱症状のプロセスについて説明します。離脱症状プロセス。ここにわたしが良く知ってる誰かを紹介したいですけど、ここではスティービーの場合を述べましょう。みなさんご存知のスティービーです。彼女は言いました。やめるのがもっとも難しい薬であると。ドラッグも含めてです。地球上でもっとも難しい、と彼女は言います。ベンゾの離脱は非常に複雑です。したがってプロセスも複雑で、まさしく十人十色で予測は困難です。私達は相当多くの患者を調査研究してきました。離脱、それは指標を認識するのが難しいギアシステムが多数あるのです。たとえば不眠を訴えるひともいれば不安を訴える人もいる。そして治療を求める。そしてかなりの方々が離脱症状を経験し、主治医にもともとの症状だと言われます。結局この症状の原因を理解できず、問題の根源が薬だとはわからない。そして不眠障害は瞑想をする時間がないからだとかの理由をつけ、やはり不眠がつづきますます増薬する。ん?いや待ってください。原因はあるのです。
    離脱症状に関する質問アンケートをつくったとします。このアンケートの膨大な症状項目についてわたしは語ることができません。なぜなら体のすべてに関わっているからです。知覚障害、感覚障害、機能不全、倦怠感、運動、記憶喪失、あらゆる種類の気分障害。さらに複雑にするのはこれら一群の症状、それがさらに離脱症状プロセスを複雑化するということ。現在ほとんどの研究は、それを実際医療現場で活かせるもの、は他国で行われているものばかりです。
    退薬。人々はベンゾジアゼピンの退薬を離脱の困難性として認識しています。特に離脱症状だと認識して再服薬し、ふたたび離脱に挑戦する。それを何度も繰り返すことで状態はどんどん悪くなっていくようです。そして仕事を失い、人間関係を失い、基本的人間的な生活が困難となる。そして私達はその離脱プロセスを助けるための治療、といいますか、支援となるものをほとんど持っていない。患者がテーパリングで先細りさせるプロセスですね。オピオイドや・・・・(聞き取れず)等々の手法とは違うのです。たとえば非常に無駄な採血システムがあります、そして、それらがすぐに止められるならば、ベンジャニの発作、さらには自死。避けられたでしょう。ですからこれはすぐに、というよりどのようにとい
    うプロセスの問題です。ここに研究調査結果があります。この調査結果はこう提案しています。個人個人がどのような症状を呈しているか、を常に認識できるようにしておくこと。ある個人は軽症で離脱できた。またある個人は重症で。かつてわたしが参加した会議である参加者が言いました。服薬者の60%だけが離脱症状を経験する、と。"たったの、60パーセント"?ですって??
    だから、ほとんどの医師が問題です。ベンゾ離脱症状すら知らない。またはその兆候のみ知っている。ほんのわずかのドクターが離脱症状と離脱プロセスについて患者に説明できる。このため私達は患者に何度も州外まで外出をしいてそういったわずかな医師のもとに通院させている。これは問題です。通常ベンゾジアゼピンからの離脱は何年もかかります。一方で、患者側の経済的・心身的リソースは非常に、非常に、限られています。(extremely, extremely, limited)
    さて、ここであるオンラインコミュニティを紹介します。ピュアサポートグループのベンゾバディ(訳注:BenzoBuddies Community Forum)。この中でベンゾバディについて知ってる方は? このグループはあるイギリス人によって発作性疾患患者のために最初は作られ、彼の友人たちを中心に利用されていました。しかし彼は成長し、人生においてある才能が開花しました、友人が経験したことのない症状を経験していて、それが発作のために処方された"薬"によってもたらされているのではないかと疑ったのです。
    そして今ベンゾバディのミッションは人々にピアサポートを提供しベンゾ離脱を支援することを役割としています。わたしは個人的にベンゾバディに招待されました。当時彼らを助ける医者はひとりもいなかった。どこへ行けば医療援助を得られるのだ?
    ここにわたしが2013年に行った調査研究があります。彼がベンゾバディの会員は1万7千に達した、と伝えたときです(訳注:現在推定6万人)。このことをぜひここにいるあなた方のうち17%くらいの国際会議に出席する方々に言いたい。ベンゾバディのメンバーが行っていること、お互いを助け合い離脱プロセスの情報を交換しあい、時には自分で描いた聖書を持ち出します。これはベンゾジアゼピンについてその作用と離脱プロセスを完全に理解しベンゾバディで人々を支援した被害者が書いた冊子です。(青い冊子を持ち上げながら)
    彼らはみな自分がベンゾジアゼピンに依存(dependent)していると気づいた、しかし離脱しようとすると激しい離脱症状で生活は破壊されるともわかった。dependentしている、が離脱したい。いま、このグループからわたしが学んだことは、メンバーが再三わたしに言ってきてたことなんですが、"お願いです、ドクターたちを教育してください。医師の治療コミュニティでこのベンゾジアゼピンの危険性と離脱時に何が起きるかについて"
    さてこれはアメリカ人ベンゾバディメンバーの統計グラフです。これだけの人々が壁調査で答えてくださいました。ここから、中高年が大多数で、このうち30%〜90%はもっといたはずです。私たちは両方を診なければならない…、ああやめましょう。話を戻します。
    ベンゾ離脱。
    回答を得た493人のうち、離脱プロセスを完了させたのは29%。9%がトライしたが完了できず。そして59%が離脱完了させたもののいまだに継続する症状のためベンゾバディに張り付いています。そして2%が(聞き取れず)。なぜ59%のもの人々がベンゾバディに残るかというと離脱完了後も何ヶ月か離脱症状が残るからです。
    我々が質問したうちの94…いえ96%が退薬したあとも症状は残る、と報告しています。また驚くべきことに不眠であれなんであれ離脱した後には症状はなくなり、逆に服薬することで病状は悪くなります。別のケースですが、それについて考えていたことをわたしは覚えています。ベンゾ服用前はパニック障害などなかったのに、服用後にパニックを起こすようになった。身体症状の訴えもありますが、ええと、・・・うつ病もあります。
    とにかくも問題は離脱症状の続く長さです。記録されている最も長く続いた例は14ヶ月。成功裡のうちに離脱完了してから、です。長い長いプロセスです。ベンゾジアゼピンによって脳と体にもたらされた変化はインターニューロラジカルなものです。この変化はベンゾジアゼピンが与えられるたびにあなたの脳と体がそれに対応するから。この継続して実行されつづけた変化変容に対応するために、すべての体内システムは受動的ではなく能動的に働いたわけです。体が反応した結果です。脳についても同様です。脳は徐々に薬の介入を凌ぐようになります。生徒たちに説明するときに用いるひとつの例えですが、それは予算がない場合、脳の重要な機能のひとつですが、脳は新しい財政規律を作って新しい均衡を保とうと戦うのです。かつてよりさらに不安は長くし、ストレス反応はより強く感じるようにする。以前は爆発するようなものではなかった。ですからさらに多くの活性化レベルの細胞を製造していきます。
    では、何が起きているか知るためにこれらの薬を処方されているとしましょう。オーケー、患者が頓服での使用だからほとんど問題にならないというときに私たちは注意すべきです。たとえば2〜3日に1度の服用か、飛行機に乗る時だけか、自動車を運転するときだけか、それは高速道路などを運転する時か、いずれにせよリスクは存在します。・・・記憶を・・・アルコールといっしょに(聞き取れず)
    こうした頓服での使用を私たちが約束できるとは思わないでください。わたしの患者のひとりは最近頓服で眠れていました。数日のうちに彼女はリスクに巻き込まれます。なぜなら他の人々が毎日服用しているから、自分も大丈夫だろうと3週間、4週間と連用し始めます。依存(dependents)の始まりです。神経システムは素早く対応します。ほんとうに素早く。そして患者たちは服薬をやめようとするでしょう。そこで始まります。うつ症状、パニック障害、痙攣。ですから本当に重要なのです。医師はベンゾを処方するときはその潜在的危険性を理解していなければなりません。しかし理解している精神科医はほとんどいません。離脱症状は様々な症状を発します。あなたがたはそれらの訴えに驚きはしないでしょう。クラスタ迂回システムが光に非常に敏感であること、またはクラスに集中することができないと言ってきたりします。あなたは真剣には受け取らないでしょう。仮にあなたが稀なベンゾ離脱症状に詳しい、それが数カ月、数年と続くこともしっている稀な医者だとして、これが離脱症状と認識したとしても・・・・(聞き取れず)。
    結局はいちど身体依存を形成すると、打てる手は限りなく限られているのです。わたしが言える唯一の答えはベンゾジアゼピンの使用を減らすこと。それだけです。こうすることでかかるコストは何倍?私たちの社会にとってたいへんな損失です。
    まず最初に言いたいことは、ベンゾジアゼピンを処方することはヒトの人生にとって小さなことではないということ、なぜなら身体依存が形成されそれを誰もが起き得ることだと認識していない、にもかかわらずそれは処方され続けているということです。なんとかしなければなりません。すくなくとも我々医師が他人の人生をある意味最悪なものに変えているのです。ではベンゾジアゼピンを処方するにあたって警告を与えるとはどういうことか。これはみなさんわかると思います。処方する際に中毒性がありますよ、とか中毒性はありませんよ、とか。これは正しい。みんな知っている。
    でもベンゾジアゼピンについてはみなさん正しく表現していません。あなたがオピオイドを処方し人々がアルコールと一緒にパティ・リチャードにして使う。あなた方医師の責任ではありません。知ったことではありません。あなたがベンゾジアゼピンを睡眠障害のために処方するとき、あなたはオピオイド処方よりもっと異論を持たないで処方するでしょう。さらに、患者が長い間不安障害やその他病状にあるときに、ベンゾジアゼピンを使いそれを長期間服薬させるリスクは大きく高まります。またうつ病の家族に対処している人、親しい人の死別にあった人、ストレスフルな状況にある人、そういった人々はベンゾジアゼピンを使い始めそしてデイリーベースで服薬することになる。そしてベンゾジアゼピンは6週間以上処方してはならないのですから、明らかですね。ここにいらっしゃるみなさんでそれが何を意味するかわかりますか?
    もうひとつ、明確にしたいのはこれをアディクションと呼ぶことは明らかにアンフェアだということです。患者は望んでドラッグを手に入れたのではありません、患者はさきほど述べたように介護や死別など困難な状況を少しでも和らげるために処方されたのであり、あくまで生理学的にそれに依存してしまったのであり、飲まないと離脱症状が出てしまうのでみじめにもそれなしでは生きられなくなってしまったのです。本当は服薬したいわけではないのに、です。ですから覚えておいてほしいのは、彼らは自発的になったのではなく中毒というアクシデントに遭ったということ。ですのでアディクションという言葉は使いたくないです。数え切れないほどの人々がベンゾジアゼピンに依存(dependency)している。処方されるがままにそれを服薬しベンゾジアゼピン依存に陥っている。そう、私たちは気づかなければなりません、ベンゾジアゼピン依存について機微よく注意を払うべきです。
    よろしい。まず最初に3週間以上毎日服用していた患者を診るときはいつでもベンゾジアゼピン依存形成の可能性を疑ってください。なぜならその時はそれが起きるかもしれない時だから。はい、わたしは自らわたしの診察を受けに来る患者を何人か持っています。もちろん3週間だけの使用に限り、それを過ぎる前にすぐにやめるべきであること、その重要性について説明します。でももし6ヶ月服用中の患者さんが来たらすぐにやめるべき、とは言いません。また2つめのベンゾジアゼピンを服用中の患者、もはや効いてるとは思えませんが、と同時に睡眠障害が増しているとかパニック発作がより増加してるとは考えません。患者は彼らが服用している薬を見せてくれて、間違った服用のサインや、服用を中止する必要があるとか、薬のどのように使っているかも教えてくれます。しかしこういった気づいている患者さん達の中でも特に60代に差し掛かる人々がどのようにこの薬と付き合っていくのか、フィットネスの維持や将来のビジョン、そしてこの薬のやめ方の難しさ、そういったことを患者とどう共有できるか、絵を描いてください。
    (画像が揺れている間・・・・聞き取れず)
    ここに本当に心苦しい結果があります。見てください、最近の研究のいくつか、2018年と20014年ものですが、オピオイドを処方される際にベンゾジアゼピンも同時に処方されています。平均1万の処方箋のうち9千が両剤処方です(訳注:翻訳あやふやです。It went from an average of nine of ten thousand )。2000年にはたったの62例だったのにです。我々はその危険性にもかかわらず、このような例が600%増加。あきらかに間違った方向へ進んでいる。そして興味深いことに、人々はこれらの薬の両方を一緒くたに説明します。ここにいる5, 64歳の老妻が確認しています。人々は睡眠障害について不満を訴えベンゾジアゼピンを服用している。そしてオピオイドも。わたしが心配する理由がおわかりになるでしょう。オーバードーズにつながります。
    しかし私が不満なのは、睡眠治療をするのにあたってベンゾジアゼピン抗不安薬を処方するよりもっと効果的な方法があるということです。ベンゾジアゼピン薬はごく短期で切り、他のやり方を介入させるのです。
    さて、ここに増え続けるオーバードーズ患者の資料があります。2004年からオーバードーズによる死者は増え続けています。2004年には18%、2011年には34%。そしてさきほど述べた2018年の研究結果を見てください?オピオイドとベンゾジアゼピン両剤使用者は(単剤よりも?)10倍の死亡率となります。ここからオピオイドのオーバードーズとそれに関わるベンゾジアゼピン処方の危機とは何かが見て取れます。ベンゾジアゼピン処方は49・・・ from 19 18 オーバードーズ・・19%のオーバードーズ・・・であることが明らかです。他の研究では・・・30%です(聞き取れず)。
    そして非常に心配していたことは、ベンゾジアゼピンを処方されていたとしてそこにオピオイドが入ってくると、呼吸困難に陥る可能性があります。基本的に体内に両剤が入りそれらが組み合わさるともはやベンゾジアゼピン&オピオイドから逃れることはできずオーバードーズで死に至るのは明らかです。
    こういった事態に陥るにはステップがあります。2万におよぶケーススタディでは、前もってベンゾジアゼピンを処方された患者は180日のうちにオピオイドも処方される、という処方歴になります。いつオーバードーズに陥るか見ますとそれは服用してから最初の数カ月です。ベンゾジアゼピン処方開始から。本当です。まず、最初の19日間が、患者がオーバードーズをする最も危険な期間です。そして19日間後の割合は5.5%です。その後8.7%まで上昇します。こうした人々が最初の19日間にオーバードーズに陥るリスクは5倍になっています。このようにベンゾジアゼピンそれ自体とともに、その依存性、保険、他の薬物への導火線、といった意味でも有害です。もう一度。何度でも指摘したい。障害者医療保険受給者はこのリスクを追っている可能性が最も高い。そして、そのリスクを与えているのは誰でしょうか?不安障害とうつ病をワンセットで治療を受けた人、うつ病と不安障害をワンセットで治療受けた人。ベンゾジアゼピンで。
    不安障害、うつ病、PTSD、OCDといった分類分けされた疾病、サイコセラピー、とくにCBT(訳注:Cognitive behavioural therapy. 認知行動療法)は効果があります。もっとも長く持続性のある改善が見られます。そして向精神薬をまず治療の最初に持ってくることはその副作用から考えてするべきではりません。しかし私たちは薬を使ってそれらを治療しようとします。あなたは・・・・(聞き取れず)のような薬を使いますか?
    睡眠障害。睡眠障害もまたCBTによって改善可能です。離脱症状を発する、生活機能を無くしてしまう、代替薬へ変薬する必要のある危険な薬よりもずっと良いでしょう。わたしの洞察ではその効果は代替えどころではありません。なぜ使わない?そしてまた、そこから代替え療法に移行するのもスムーズです。効果的な治療です。
    さて、そうしてベンゾジアゼピンを使わずにサイコセラピーで改善できたら、不眠症害であれ不安障害であれ、リスク無しではないでしょうか? 我々の国防省の例を見てみましょう。国防省はベンゾジアゼピンの使用について反対の立場にあります。何年も前からです。それが治療には適さないと知っているのです。そしてもちろん、依存性の問題も認識しています。
    オーケー、オーバードーズリスクの話に戻りましょう。オーバードーズリスクに人々を晒すのは何でしたか?何が重要なファクターでしたか?ある1剤のオーバードーズ経験のある人がその後もオーバードーズを繰り返す人々がどのくらいいるかの研究を見てみましょう。オーバードーズが致命的であることをお見せします。今日のオーバードーズは致命的です、それがベンゾジアゼピンの場合どうなるか。人々がこの薬との“おつきあい”が始まるとそれは他の大切な物事をコントロールします。最初の6ヶ月のあいだに人々はオーバードーズの問題に直面しオーバードーズを繰り返します。ベンゾジアゼピンはその服薬とともに末永く“おつきあい”することが非常に困難な薬剤でありそのように脳を変化させてしまうものです、いちど依存形成されてしまうと体内にそれ無しでは生きていけなくなります。
    ベンゾジアゼピン薬はとても安価であることも認識してください。簡単に処方されます。人々はためらわず服用します。特に高齢者。年齢を見てみましょう。ここに51歳と64歳のベンゾジアゼピン長期使用者がいます。28%の・・・です(聞き取れず)。あまりにも長い間服用し続けもはややめるには遅すぎるかもしれません。そのような長期処方しない精神科医は少ない。また女性服用者は男性より2倍となります。それもまた大きなリスクです。女性の誰が使用しているか、彼女たちがティーンエイジャーのときにママやおばあちゃんのキャビネットに悪魔のザナックス(訳注:アルプラゾラム、ソラナックス)が転がっていたりします。ママ、パパ、おばあちゃんが普通に服用している。これもまたおおきな危険性を孕んでいます。だからいくつかの分野で私たちはギリシャと共有しています。ティーンエイジャーの間でのザナックス使用状況についてを。物資が減っているのに多くの人々が日々の服薬をもらいにやってきて、そして時にはアルコールと一緒に飲み、ストレスや不安をコントロールしています。
    さきほど、ベンゾジアゼピンの処方はオーバードーズにつながると申し上げました。殆どの場合ベンゾジアゼピン継続使用は問題ですが、人々はこれが単なるルーチン(just a routine treatment)であると感じています。私たちは大勢の人々をリスクに晒しています。多くの医師は、効果的に睡眠障害や不安障害を治療していると考えています。ポジション?いいえ。物質使用障害について考えてください。それは必ずしもベンゾジアゼピンの依存性リスクについて考えて作られた言葉ではありません。誰かその長期使用が離脱の困難性につながる事実を試した人がいるでしょうか。わたしは確かに彼らの変化を肯定します。しかし実際のところ、結局まずは最初に処方しようというところに戻ってしまってるわけです。そして患者教育を組み込んだより多面的な介入になるでしょう。あるいは、単に問題解決のためにさらに別の薬を提供するだけになるかもしれません。さてここに問題があります。患者が不満を訴えて来院したとします。不眠、不安、その他。あなたは患者を助ける立場にあります。それ故高価な処方薬を施し、患者はその効果を認識し何日か不安をコントロールできたり眠れたりする。誰が・・・であると考えられますか? それは・・・です(聞き取れず)。それから患者は服薬を続けます。私たちは"3週間以上"の話をしていますよ。おそらく徐々に増薬していく羽目になっていくかもしれません。そして依存形成されます。最初の兆候が見られ始め、患者は不安が増してきたと訴えます。最も一般的な反応は何だと思いますか?それじゃあ前回よりさらに増量してみましょう、問題を終わらせる加療よりさらに少し多めに。そして2種類の薬を伴剤で。2つ目はよく効く。患者は改善を報告する。あなたはその報告に安堵し治療完了としたがる。しかし問題はこのようにサイクルしそれがもはや解決困難なパニックに、最終的になります。人々はあなた方医師が数え切れないほど処方した薬を指示通りに服薬しただけ(as prescribed)。その薬の問題解決に多大な助力を求めています。
    では。
    そうして人々はオンラインサポートウェブサイトの『ベンゾバディ』を訪れるわけです。なぜなら彼らをすすんで助けようとする医師はおらず、そもそも医師らが処方した薬のために体内システムが狂ってしまったとわかっているからです。
    そこに上がっている質問。いくつか上げてみましょう。たとえば。我々患者が処方薬を評価しなくてはならないのか?そして処方された薬がなんなのか理解しなければならないのか?自分らが同意した処方薬を服薬するにあたって我々に責任はあるのか?それがどんな薬であるかあなたは説明していますか、また、どのように使われるか彼らは知っているのか?依存症になって離脱する際の問題と十分な治療をはたして知っているのか?しばしば非効率的な治療が大問題になることに気づいているのか? まあ、わたしはこれらの質問に慎重に答えざるを得ません。質問をそれぞれよく考えてみて、私たちが何をできるのかを考えてみてください。まず最初にCDCはガイドラインを改訂しました。来院した人々は体調やアレルギーを説明しこうした人々にベンゾジアゼピンを処方しないこと。それは・・・・なガイドラインです(聞き取れず)。そして不眠症害や不安障害、ストレス対処により効果的な治療が考慮されるべきです。ここで紹介するある方、彼女は60歳ちょっと。ベンゾジアゼピンを2年間服薬中。どうなさったか聞いたところ、息子さんが銃で打たれ死亡した、と。それで医者にかかったのだけど主治医はそのことにはロクに触れずにただ処方した、と。主治医はけっして彼女と向き合わず。
    そしてわたしに薬をやめたほうがいいのか?と聞きます。わたしはもちろん。わかりますよね。これがベンゾジアゼピン被害に巻き込まれるひとつのプロセスです。では、不安というドレス、不眠というアクセサリーに対処する最も完璧な治療はなんでしょう。サイコセラピー、SSRI、SNRI、処方薬に限って話をすればそれらはベンゾジアゼピンよりは全然ベターです。・・・セラピーは不安障害やPTSD、OCDにかなりの効果があります。CBTiも特に不眠に効果があり、オンラインでCBTiプログラムを受けることも可能です。
    ベンゾジアゼピン処方は、人々を 日常的服用によって 巨大なリスクに 晒すのです。
    誰もが、グループミーティングで自分のボスと話さなければならない。ストレスです。オーケー? しかし"日常使用"はあなたの脳を、体を変えてしまいます。
    さてある患者が役に立つ情報を持ってきてくれました。ここでわたしはベンゾジアゼピンインフォメーションコーリションを取り上げたいと思います。そのNPO団体はいわゆる"同意書"のフォームを作成しました。この紙です。ここにはあなたが必要なベンゾジアゼピンに関するすべての情報が書かれており、サインをしないと処方されない。患者が薬を服用すべきかどうかを判断するために必要なこれらの情報で、その使用について問題が生じたときに主治医と敵対するのではなく協力することができます。はい、このフォーマットはベンゾジアゼピンインフォメーションコーリションのWebサイトでダウンロードできます。benzoinfo.comです。
    みなさんはすでにベンゾジアゼピンのリスクと依存形成の潜在性について理解しましたね。患者がベンゾジアゼピンを服用する前に、ぜひ注意深くそして素早い観察をするように。依存形成された場合の多くのトラブルはすぐに現れます。日毎連用だけでなく、オピオイドやアルコール、他剤と併用する時などもです。処方から最初の19日間はオーバードーズの危険性が最も高い期間です。そして3週間以上服薬が続いてしまったら。薬の使い方を見直す必要があります。なぜならすでに依存形成されてしまっているステージにいる可能性が高い状態にあるからです。代替療法、サイコセラピーなどによる他の治療法、および患者教育を検討すべきです。ベンゾジアゼピン依存を避けるためにどのような代替療法が使えるか。わたしはセラピストでもあり・・・・(聞き取れず)。ベンゾジアゼピンを服用し続ける限り、脳は再配線するための火でありベンゾジアゼピンは火薬です。それは恐れや不安が爆発するのを何ヶ月もの間押さえ込み、その環境再構築のために脳は新しい配線をワイヤリングします。たとえば、たとえば二人の患者がベンゾジアゼピンを数カ月服用し続けたとします。ふたりともがそうなるわけではなりません。本当に不思議です。
    患者が依存形成されたとき、我々は彼らに手を差し伸べなければなりません。退薬を試みる患者への論理的なサポートであり生理学的介入です。医療支援も必要としています。そして減薬プロセスは非常に長いものになります。このようなアプローチをする医師はほとんどいません。したがって患者はわたしのような診療所にわざわざ州を越境して運転して診察に来ます。CBTも考慮の対象にできます。その介入でもって医療施設により効果的に減薬プロセスを示すことができるのです。減薬プロセスをサポートするサポートセラピー、しかしそれがあっても人々はひとりで減薬プロセスをやろうとします。これは本当に難しいプロセスです。ベンゾジアゼピン依存形成によってもたらされた変化はその人の人生の様々な側面に影響を及ぼすのです。
    それでは。ここでよりたくさんの情報を得たい方は質問してください。わたしにどう思うか、話してほしい。
    起きていることをただ眺めているか。どのくらいの方々にこれは大問題だ、と言わしめるのか。
    あなたならどうしますか?
    よし、ベンゾジアゼピンの処方はもう本当にやめよう。しかし"すぐに効く治療が欲しいです"と患者が言ってきた。うーん、検討してみましょう、と言う。しかし患者は、"即効性のある効果的な治療(ベンゾジアゼピン)が欲しいです"、ときた。さあどうしよう。

    オーケー。質問ですね。どうぞ。
    (女性の発言)"わたしは専門医としてすでに患者たちにはベンゾジアゼピンを処方しないよう向き合ってます。"
    正しい専門医ですね、もう処方をやめたのですか、それともなるべく処方しないようにしている専門医?
    "まったくです。すでにまったく処方から外しています"(訳注:翻訳あやふや。from hearted?)
    なるほど。わたしは患者がどうすべきかの判断に口を挟む学習はしていません。ある人は仕事のために服薬しつづけることを選ぶでしょう。やめるか続けるか、どうするかは簡単なプロセスではありません。
    "はい、簡単なプロセスではありません。わたしの場合はなるべくセラピストを使うようにしています。"
    うん、うん、彼女が言うには治療にセラピストを積極活用している、ということです。そう、私たちは病院をオープンにすべきですね、いろいろなアシストを取り入れていい。薬物療法の他に何ができるのか・・・
    "エクササイズも効果的です"
    確かに。彼女が言うにはエクササイズが効果的だと。
    "ただ、それらがすべて問題を必ずしも・・・"
    必ずしもすべてを解決しない。
    オーケー。別の質問をどうぞ。
    "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"(男性の質問。聞き取れず)
    これは別の話になりますね。離脱プロセスを経た人々が死に至る、希望のある効果的な離脱方法を取らずに断薬をして悲惨な症状を体験した結果自殺してしまう。
    "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"(男性の質問。聞き取れず)
    はい、質問はこうです。この問題について教育をする決められた教育機関(educate position)はあるのか。
    今日に限ればあきらかにわたしはここにいます。またさきほどベンゾジアゼピンインフォメーションコーリションの話もでました。わたしたちはカンファレンスに出向いてこのことについて話すポジションにあります。ですがこの中で国家レベルで連邦政府にこの話を持っていける人はどれほどいるでしょう?州政府が認識しており問題に取り組んでいるというレベルではなく、です。私は州レベルで動いている。彼もそうだ。いっぽうで他にまた取り組むべき問題がたくさんあってこの問題にまで手がつけられないという州もある。ええだから私はこれに取り組んでいるプライベートグループ以外に他にどんな動きがあるのか​​分からない。連邦政府レベルでどんな動きがあるのかなんてわかりません。誰か知っていますか?(指を指して)何かしっていますか?
    (女性の発言)"保険会社が言っています・・・・・・"
    保険会社が、はい。
    "保険会社はつねに警告しています。・・・・・・・(女性の発言。聞き取れず)"
    ええ保険会社はよく薬の組み合わせについて警告していることは知っています。でもけしてベンゾについてフィーチャーした警告ではないです。あくまでコンビネーションについてですよね?
    "そうコンビネーションです"
    はい、そちらの質問どうぞ。
    "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"(男性の質問。聞き取れず)
    はい。サイコセラピーを受けることができるか、人々は効果的なサイコセラピーをカバーしているような保険にアクセスできない問題。もとに戻りますが保険証書はどんどんカバーする治療範囲をカットし受けられる治療は狭められている。しかし、大きな需要がたしかにあります。
    (女性の発言)"保険会社とはトラブルになったことがあります。患者が減薬中のときです。ザナックスでした。それはご存知の通りミリグラム単位になります。保険の支払いを却下してきました。保険会社は1錠以上の処方でないと保険金を払わないと。半錠でもダメ出し。4分の1ですらです。"
    わかりました。彼らは秒殺します(一同笑い)
    "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"(男性の発言。聞き取れず)

    参加いただきありがとう。(拍手)



    catherine pittman
    Catherine M. Pittman / キャサリン・ピットマン
    Ph.D., HSPP, 公認臨床心理学者。インディアナ州ノートルダムのセントメアリー大学の心理学教授。

    25年以上にわたって臨床心理学者として臨床をつづける。OCDやPTSDを含むうつ病や不安障害の人々を対象に治療。
    また、脳損傷や脳卒中患者の神経心理学的リハビリテーションの経験もある。ピットマン博士は恐怖の条件付けと神経心理学の両方で研究を行い、恐怖と不安の神経学を人間と動物の両モデルから解明する十分な素養があります。
    彼女の研究はその後、不安障害などに処方されるベンゾジアゼピン薬の有害な影響の研究へと発展します。
    ピットマン博士はエリザベス・カールと共著で、脳が不安に対処するために扁桃体と脳皮質を変容させる明快な解説書である「Rewire Your Anxious Brain」を執筆。


    ピットマン博士は神経学的な根拠のあるエビデンスに基づいた心理療法を実践しています。人生をより良く生き抜けるよう、脳と体の自然プロセスを変化させるプロセスを理解することに焦点をあてています。
    認知行動療法と神経心理学で25年もの経験を積んだ後、ピットマン博士は人々が自分の考え、感情、行動を変える方法について膨大な量の知識を身に付けました。恐怖と不安の神経学的基盤の複雑さについて、彼女の非常に明確でわかりやすい説明は圧倒的です。

    ピットマン博士の治療目標は、患者が目標を達成するのを手助けし、脳内で何が変えられる必要があるかを患者自身に理解させることです。また、人間の脳は年齢に関係なく、つねに途方もない成長、変化、そして回復するという事実に、長年のキャリアにもかかわらずいつも驚いている、と言います。
    そして、薬は役に立つけれど必ずしも必要ではないとしています。





    管理人より:おそらくスマフォでのエア録で音声が良くないです。英語堪能な方、訂正や追記がありましたらコメントでご指摘いただければたいへんありがたいです。

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    飲み続けていませんか…? ソラナックス、デバス、レンドルミン、サイレース、ロラゼパム、フルニトラゼパム、アルプラゾラム、メイラックス、etc...

    このブログは、なにも知らずに飲み続けている日本人7百万人のベンゾジアゼピン系おクスリ服用者の方のために、わたしの実体験にもとづいて作りました。

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