トロントの男性:ベンゾ離脱3年そして自殺。遺書にて“これは殺人だ”

    トロントの男性:ベンゾ離脱3年そして自殺。遺書にて“これは殺人だ”


    原文サイト
    TORONTO MAN LEAVES HEART-WRENCHING SUICIDE LETTER NAMING ATIVAN AS MURDERER AFTER SUFFERING BENZODIAZEPINE WITHDRAWAL SYNDROME FOR 3 YEARS



    2015年 4月

    『わたしは殺人事件を報告したい。それは計画されたものだ。殺人犯の名前、わたしはその名前を知っている。友人であった。いつも一緒だった。しかし、わたしは裏切られた。

    人生がたのしい。わたしはよく彼にそう言ったものだ。しかし彼はわたしを自分の車の後部座席に乗せてわたしの人生を支配していたのだった。ゆっくりと彼はわたしのすべてを乗っ取っていき、わたしの人生の中核に居座った。そしてついにわたしが人生を終わらせること以外自分自身ではどうにもできなくなった時、彼はナタをふるった。彼の名はAtivan(またはロラゼパム)。危険だ。気を付けてほしい。やつは卑劣ですらある。

    覚えていてほしい。これは殺人だ。わたしにはできることが本当に何もなかったのだ!(訳注:zero choice)。わたしにできることは少々死を遅らせることだけだった。

    死ぬのに都合の良い時、というのはない。だがわたしはAtivan氏をいくらかコントロールする必要があった。彼は非常に傲慢でうまい話し手だ。じつに説得力がある。「苦しむことに意味などありませんよ…云々」

    わたしはこの問題になんら幻想を持っていない。ただ必死に生き残り、世界中が(ベンゾについて)つぎつぎと明らかにしていくことを見守りそれを楽しみたい。それだけが唯一の望みだ。
    だが、望みは叶わず。人生は甘くない。』





    マーシャの父の人生は、ロラゼパムを処方されたために破壊されました。マーシャはベンゾジアゼピンインフォメーション協議会に連絡を取り、父親の自殺ノートを共有し、ベンゾジアゼピン処方薬の危険性に対する意識を高めたいと考えました。彼女は、「私の父は死にました。2015年、首つり自殺です。クリスコーネル(サウンドガーデンのリードシンガー)と同様、不安のためにロラゼパムを服用していました。 私は父の自殺ノートをシェアする義務を感じるのです。この手紙がみなさんにとって意味のあるものならば、ぜひシェアしてほしい。」



    マーシャの父親は、ベンゾジアゼピン離脱症候群との闘いの後、2015年4月に68歳で亡くなりました。彼は自殺する2~3年前に不安症状のためロラゼパムを処方されました。そのため重篤な離脱症状を発したのですが、けしてそうとは認められず、従って医療サポートはまったく受けることができなかったのです。




    彼は数えきれないほど断薬を試みましたが、そのたびに失敗しました。彼はいわゆる“中毒”(訳注:addict)ではありません。しかしそういったリハビリテーションプログラム(依存専門施設)に何週間も通っては、数多くの精神科医に診てもらいました。しかし誰も彼に助けになる手だてを持っていませんでした。ロラゼパムの恐ろしい離脱症状と、もはや手段ナシの絶望のもと、最後の1年は何度も自殺を試み、そして最終的にようやく自殺を成し遂げることができたのです(訳注:was ultimately successful)。



    マーシャは匿名を希望しましたが、とある死亡記事によって彼女の名前と手紙が現実であることが確認できました。





    ※ 管理人追記:
    薬品名〈ジェネリック名〉 製品名
    米国 ロラゼパム アチバン(Ativan)
    日本 ロラゼパム ワイパックス
    参考:ベンゾジアゼピン系薬剤一覧






    ベンゾジアゼピンの減薬は年単位で!!!!!

    参考になる本を紹介しておきます。

    長年精神医療の問題を取材しているかこさんの新刊です。 ベンゾジアゼピンとその減薬、離脱症状についておおまかな事がよくまとまって書いてあります。

    ただ、やはり無難な内容となっています。

    日本にもわずかにベンゾ離脱にとても詳しい臨床医がいること、ベンゾ離脱症状の盾・軽減になりうる抗うつ剤やメジャー系薬の存在、依存専門病院に入院することを断固否定してしない、などツッコミどころはあります。本書だけの知識で減薬を開始してはぜったいにダメです。
    初読の1冊として良いでしょう。

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    プロフィール

    benzoinfo

    Author:benzoinfo
    【今世紀最大の薬害】推定依存形成者365万人(日本)、1000万人(米国)
    睡眠薬・抗不安薬の減薬はかならず年単位で!

    飲み続けていませんか…? ソラナックス、デバス、レンドルミン、サイレース、ロラゼパム、フルニトラゼパム、アルプラゾラム、メイラックス、etc...

    このブログは、なにも知らずに飲み続けている日本人7百万人のベンゾジアゼピン系おクスリ服用者の方のために、わたしの実体験にもとづいて作りました。

    患者へ向けて

    患者(被害者)のみなさまへ: ベンゾ減薬法や離脱に関連する参考記事です。

    ドクターへ向けて

    ドクターのみなさまへ: ベンゾ離脱のガイドライン、臨床研究、論文に関する記事です。

    メディアに向けて

    メディアのみなさまへ: 処方内ベンゾの被害者事例です。 米国ではほぼ単剤処方ですがそれでもこれほど悲惨なものです。片や日本では数年以上の多剤長期処方が過半を占めます。

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