水溶液タイトレーションの方法

    水溶液タイトレーションの方法

     

    わたしが行っている水溶液タイトレーションでの減薬方法を説明したいと思います。
     

    用意するものは、

    • 100㎖のビーカー
    • シリンジ
    • かき混ぜるスプーン(アイスクリームを食べるときのスプーンで十分)

    以上です。

    100㎖のビーカーとシリンジはアマゾンで買いました。

     

     

     

    イワキ メジャーカップ 計量 ガラス 100m

     

     

    ミネシマ インジェクター 1・2.5・5ml 3個セット

     

     

    100mlでなくて、もっと大きな200ml、300mlですとさらに微調整ができますが、寝る前にそんなに水分とったら夜尿が…

    わたしは100mlのビーカーでできる限りの調整をしています。

     

    シリンジは、10ml、20mlといった、容量のおおきなシリンジもあって、減薬が進むと作業が簡単にはなりますが、どうも容量の大きいシリンジだと誤差も出やすいです。

    たとえば50ml抜く段階にきた時も、5mlのシリンジを使って10回吸い出そうと思っています。

     

     

    それではやり方を順に説明します。

     

    1. ビーカーを用意します。
      タイトレーション1
    2. ぬるま湯を注ぎます。(熱湯の場合は水を足してください。熱湯のままだと、蒸発してすぐ量が減ります。)
      職人技になるんですが、100ml丁度に調整します。(いつも同じテーブルで測ります。傾きクセとか多少はあるはずなので)。
      タイトレーション3
    3. 逆側のメモリも見て、100mlちょうどか見てみます。毎日やってると、右側のメモリと左側のメモリが微妙~~にズレていることがわかってきます。
      要は、完全に100mlにするのが目的でなくて、毎日変化のない量にするのが目的なので、「これが~わたしの100ml」という分量を調節できれば十分です。
      (いまでもわたしは0.5ml程度の誤差は出ます)。
      微調整はシリンジを使って。
      タイトレーション4
    4. 次におクスリを用意します。わたしは調剤薬局でパウダーにしてもらっています。
      フルニトラゼパムのパウダーです)
      タイトレーション2
    5. 袋の内壁にくっついている粉を下の方にすりおろします。
      タイトレーション5
    6. ビーカーに入れます。(扇風機の風で吹き飛ばされないように笑)
      タイトレーション6
    7. 入れました。青いですね~。なぜ青いかわかりますか?
      着色料がついているんです。
      フルニトラゼパム(=ロヒプノール、サイレース)は米国でデートレイプによく使われたので着色料がつけられました。そして法律上麻薬扱いとなり、米国に持ち込むと逮捕・収監されます。
      麻薬犬の待ち構えている空港ならアウトです。知らなかったでは済みません(ただ麻薬犬の訓練が追い付いてないらしく、素通りできたという報告も聞いています)。
      豪州ですと、ベンゾ系薬すべてイミグレで申告制となっています。
      タイトレーション7
    8. スプーンでかき混ぜて撹拌します。
      タイトレーション8
    9. フルニトラゼパムは水に溶けません。しかしパウダーを撹拌すると、写真ではわからないと思いますが、完全に溶けているように見えます。
      ただし、フルニトラゼパム1mg錠の重量は104mgあって、添加物(結晶セルロースとか)がほとんどです。クスリとしての有効成分はこのうち1%未満なんですね。
      タイトレーション9
    10. この日は17.5ml抜くので、5mlのシリンジと2.5mlのシリンジを使って抜き取ります。
      抜き取った液体は紙コップにでも入れて翌朝捨てます。
      タイトレーション10
    11. 出来上がり~。寝る前に飲みます。
      タイトレーション11
    12. こうして、1日あたり0.5mlづつ抜き取る量を増やしていきます。つまりフルニトラゼパム1mgをだいたい0.005mgづつ、だから減薬ペースは1日0.5%ですね。その減薬量を4~5日増やしつづけて2日脳休めしたりするので2~2.5%/週くらいの減薬ペースです。

     

    以上です。

    慣れれば2~3分で終わります。





    頭がこんがらがる・・・さらに詳しく!という方、こちら


     

     

     

    わたしの場合、減薬で脳への負担がキツいとまず頭痛がします。それから猛烈に昼寝がしたくなったりします。

    今のところ、やはりどうしても耳鳴りの音量の変化は指標になっていません。なのでちょっとうるさいくらいでも減薬をすすめることはよくあります。カラダのダルさなどの方がステイの目安としては合っているような気がしています。

    ステイに関しても、1か月にわたるステイはいまのところ経験していません。

     

    (2018年4月管理人記)
    現在フルニト0.33mgまで減っています。
    つまり100㎖のビーカーから67㎖を抜いています。
    減薬ペースは少し落ちて、1か月あたり0.5mg~0.7mg程度の減薬ペースとなっています。







    【ヤスリで削っていく方法】

    ※ 水溶液タイトレーションがどうしてもわずわらしい方はヤスリで削っていく方法もあります。
    スケール(秤)の精度は残念ながら+-0.001mg~0.005mgの誤差があるようで、つまり104mgのフルニトラゼパム1錠だと最大5%の誤差が出てしまいます。
    離脱症状のキツい方はどうしても超微量づつの減薬でないと前に進めないので、あくまで水溶液タイトレーションのほうがオススメです。


    ドイツ・ゾーリンゲン AXiON(アクシオン)サファイア爪ヤスリ



    SIMERST 改良版 携帯タイプはかり ポケットデジタルスケール(秤) 0.001g-100g精密 業務用(プロ用) デジタルスケール 電子天秤


     

     

     

     

    ベンゾジアゼピンの減薬は年単位で!!!!!

     

    参考になる本を紹介しておきます。


    常葉まり子著 向
    精神薬の減薬・断薬メンタルサポートハンドブック

    一気断薬した患者が、再服用から回復するまでの事例が詳しく載っています。
    この事例では「一気もしくは短期断薬した場合、これほどまでに大変な状況になる」という実例として参考になります。
    回復までにじつに4年近くかかっていますが、後遺症がないようなのでまだ良いほうかもしれません。
    10年かかっても後遺症が残り、障碍者として後世を過ごす被害者が6人に1人の割合でいらっしゃいます(米国Benzodiazepine Information Collitionのデータより)。


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    プロフィール

    benzoinfo

    Author:benzoinfo
    【今世紀最大の薬害】推定依存形成者365万人(日本)、1000万人(米国)
    睡眠薬・抗不安薬の減薬はかならず年単位で!

    飲み続けていませんか…? ソラナックス、デバス、レンドルミン、サイレース、ロラゼパム、フルニトラゼパム、アルプラゾラム、メイラックス、etc...

    このブログは、なにも知らずに飲み続けている日本人7百万人のベンゾジアゼピン系おクスリ服用者の方のために、わたしの実体験にもとづいて作りました。

    患者へ向けて

    患者(被害者)のみなさまへ: ベンゾ減薬法や離脱に関連する参考記事です。

    ドクターへ向けて

    ドクターのみなさまへ: ベンゾ離脱のガイドライン、臨床研究、論文に関する記事です。

    メディアに向けて

    メディアのみなさまへ: 処方内ベンゾの被害者事例です。 米国ではほぼ単剤処方ですがそれでもこれほど悲惨なものです。片や日本では数年以上の多剤長期処方が過半を占めます。

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